デッサンやスケッチで絵の構図を考える時に、参考にする写真の構図や遠近感を変えたらどう見えるだろう…ということを想像するのがあまり上手くないのでいつも苦労しています。
巷にある写真加工アプリはたいていは色味の加工がメインで、自分が欲しいような角度や台形変形などの変形加工がメインの機能のカメラアプリがあまりないみたいで見つける事ができなかったので作成してみました。
どんなアプリ?
写真をデッサン・スケッチ用の資料に整えたり、絵の構図を考えたりする時に使用するカメラアプリです。 撮影した写真をトリミングしたり、変形機能で遠近や台形のゆがみを補正したりする事ができます。 変形機能はあくまで画像を変形させているだけのものなので遠近の見え方として正確なものになるわけではないので、トレースではなく絵を描く計画段階で使えるようなアプリを目指しました。
以下は簡単な機能紹介になります。
回転 + 台形補正 + スキュー変形
レンズの歪みや撮影角度の補正だけでなく、アイレベルを変えた時の見え方の違いなどがなんとなく想像できそうな気がして作りました。傾けているだけなので実際のパースとはもちろん違う事になると思うのですが、イメージくらいはできそうです。

射影変換
1点透視風の構図になっている画像から、側面に見える建物に対して正面から見たらどんな感じに見えるかな?みたいな事がなんとなく想像できたらいいなと思って作りました。 正面っぽいのに側面が映ってたりという不思議画像にはなりますが、パーツがどう並ぶかの印象が掴めるので、絵を描くときのとっかかりとして使えそうな気がします。

望遠加工
これは個人的目玉機能なのですが、擬似的に圧縮効果っぽいものを再現したくて作ったものです。 iPhoneの広角で撮影するとどうしても遠景の中心部分が小さくなりますが、風景画って望遠っぽい視野角で圧縮効果のある構図で書いた方が迫力があって印象的に見えますよね(個人の見解です)。 多分絵を描く時には頭の中で中心にいくにつれ大きくなるよう補正しながら描いている気がするのですが、私はそれが得意では無いので描く前に印象を探る一助になれば…と思って作りました。という用途なのですが、実際そんな精密ではないです。だいたいの印象がわかる程度となってます…

グリッド追加
構図を考える用途のアプリなので、上にグリッドを乗せて書き出す事もできるようになってます。

所感
風景画を描く事が昔から凄く苦手で、描くと大抵どこに注力していいかが判断つかずに散漫になってしまいます。 とはいえ風景画には非常に憧れがあるので定期的にチャレンジしているのですが、なかなか上手くはならず… というのがあって、多分自分は計画の段階で既に悪いのだろうと予測を立てて、街中では写真をパシャパシャ撮っては、こんな感じかなと想像を膨らましているのですが、もうちょっと一歩踏み込んで、実際の構図の計画をたてやすいアプリを作ってみよ〜と思って開発しました。
AIがコードを書く時代には個人がそれぞれ自分用のアプリを開発して使うようになるのでは、みたいな事が言われてましたが、まさにこのアプリはそんな感じでシュッと作ったものというのもあって、実際そうなっていくのかも…としみじみ思いました。
